中国の胡錦涛国家主席は26日、パキスタンに対する公式訪問を終え、特別機でラホール市を離れて帰国した。
帰国する前、胡錦涛国家主席は、パキスタンにあるハイアール・ルーバ経済区の開業式典に出席した。席上、胡錦涛国家主席は、「中国政府は、パキスタンとの経済協力を非常に重視し、ハイアールのような多くの中国企業がパキスタンに投資し、両国人民により多くの利益をもたらすことを奨励する」と述べた。
これに対して、パキスタンのアジズ首相は、「パキスタン政府は奨励措置と優遇政策を取って、ハイアール・ルーバ経済区の発展を支援する。パキスタンは、中国企業の投資を歓迎する」と述べた。
パキスタンは胡錦涛国家主席の今回のアジア諸国歴訪の最後の国である。これまでに、胡錦涛国家主席はベトナム、ラオス、インドを歴訪し、ベトナムの首都ハノイで開かれたAPEC・アジア太平洋経済協力会議第14回非公式サミットにも出席した。
「CRI」より 2006年11月27日