日本の西夏学研究学者、西田龍雄氏の代表的な作品「西夏語研究」が、中国社会科学院出版社によって出版されることになった。
「西夏語研究」は上下の二巻に分かれており、西夏語研究の流れ、西夏文の分析、西夏語文法などの内容からなっている。西田龍雄氏は1950年代の末から、西夏文化の研究を始めたのである。
西夏王朝は、中国の歴史上で重要な少数民族政権で、10世紀末に国を樹立して、都を西北部の寧夏回族自治区の銀川市に置いた。この王朝は200年余りの輝かしい歴史を持っていたが、その文化遺跡などはわずかしか保存されていない。
「CRI」より 2006年11月27日