何回かの大雪の後、中国東北地方の長白山の山頂は銀白色の雪に覆われ、日差しを反射して光り、まさに雪国ならではの趣がある。長白山景勝地では、「雪国の長白山、日差しの中の旅」をテーマとする2006中国長白山国際雪文化祭が全面的に幕開けた。
冬に入っていらい、長白山景勝地の積雪の厚さは平均30ミリぐらいで、長白山の主峰と滝の景勝地一帯の積雪は50ミリと40ミリにも達している。長白山高原氷雪トレーニングセンターでは、すでに選手たちやウィンター・スポーツの愛好者の姿が見られるようになった。
今年は、雪の観賞、スキーや温泉のほかに、原生林を徒歩で通り抜ける、雪のトンネルを通り抜ける、雪の彫像を見る、氷と雪に覆われた滝を見る、氷結した天池をよじ登るなど、色々な体験種目が新たに設けられている。
今年の国際雪文化祭は半年も続き、来年5月までとなっているが、観光客によりよく氷と雪の趣を楽しんでもらうため、その間、さまざまなイベントが催されることになっている。たとえば、12月25日には、「クリスマス・イブのローマンチック・スキー」、2007年1月1日から5月10日までは、長白山氷と雪の写真撮影コンクール、2007年の春節の期間は、新春のちょうちんの展観、氷の彫刻の展観及びスキー祭りなどがある。そして、2007年3月20日から30日にかけて、長白山高原氷雪トレーニングセンターの主催による全国スキー・チャンピオンシップと全国スキー「空中の早業のごときテクニック」のコンクールなどが催されることになっている。
「チャイナネット」2006年11月28日