国連環境計画のステーナー事務局長は27日ケニアの首都ナイロビで、中国のリサイクル経済様式は危険廃棄物を処理する上では新しい思考であると評価した。
ステーナー事務局長はこの日の会議で、危険廃棄物の処理は世界的な課題となっている。中国が進めているリサイクル経済のもつ概念の核心は、如何なるものも廃棄物ではなく、化学工場からでた廃産物であろうと、発電所の廃熱であろうと、すべて他の生産過程の原材料となるというものだ。このような理念は、『バルセロナ条約』でうたわれた理念でもある」と述べた。
「CRI」より2006/11/28