11月に入って以来、人民元の対ドルレート仲値は8回にわたり新記録を樹立した。27日には1ドル=7.8402元をつけて初めて7.85元を突破し、わずか20日ほどの営業日内に1ドル=7.87元、同7.86元、同7.85元の大台を次々に突破した。
このことは昨年7月21日の為替レート改革以来、人民元レート仲値が3.44%上昇したことを意味する。
今回の人民元対ドルレートの加速的上昇が始まった当初、国際市場は中国が短期的に人民元取引の範囲を拡大するだろうと予測したが、中国政府は慎重な態度を取った。中国人民銀行(中央銀行)の呉暁霊副行長(副総裁)はこのほど開催されたフォーラムで、「金融システムが整わず、経済構造に不合理さが残る状況で、相場の柔軟性拡大を急げば、社会経済や国民の生活に巨大な損害を与える可能性がある」と述べた。
「人民網日本語版」2006年11月28日