温家宝総理は28日、世界保健機関(WHO)の陳馮富珍・次期事務局長と人民大会堂で会談し、次のように述べた。
中国政府は公衆衛生事業を強く重視し、人民の健康水準の向上を政府活動の重要任務に位置づけている。中国政府はここ数年で、全国をカバーする疾病対策システム、公衆衛生上の突発事態への医療対策システムを構築し、迅速、オープン、透明に感染情報を公表し、重大な感染症の蔓延を効果的に抑制してきた。同時に、医療衛生制度改革を推進し、新型の「農村合作医療制度」を立ち上げ、都市コミュニティーの衛生サービスを強化した。
中国政府はWHOの活動を一貫して支持しており、双方は良好な協力関係を構築している。WHOと引き続き緊密な調整と協力を保ち、世界の衛生事業の発展に貢献していきたい。
「人民網日本語版」2006年11月29日