中国華東輸出入商品交易会(華交会)が29日、日本の大阪で海外初開催された。面積、主催省市、出展者共に過去最大の海外展示会となった。中国新聞社が報じた。
会場を視察した商務部の崇泉・部長助理(次官補に相当)は「今回の華交会の中日共催は、市場の需要に基づき、両国の経済貿易強力を深めるための重要な措置であり、中国の展示会の海外進出における有益な試みだ」と述べた。
華交会は1991年から現在までに16回開催され、中国最大の地域経済貿易イベントとなっている。海外からの来場者の3分の1以上が日本人で、展示商品は日本で一定の市場を持つ。
主催者側によると、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、山東省、福建省、南京市、寧波市の9省市から440社余りが出展し、中国人バイヤーは1100人余りが参加する。会場は繊維・アパレル製品と軽工業・工芸品に区分けされ、計550のブースが設置される。
日本の甘利明・経済産業相からも祝辞が寄せられ、初日は6300人以上のバイヤーが来場、1千万ドルを超える契約意向が交わされると予想される。
写真:28日の開幕式には駐大阪中国領事館の羅田広総領事、葛広彪副総領事らが出席、レセプションパーティーであいさつを述べた。
「人民網日本語版」2006年11月30日