中国ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)は11月30日、中国が制定した「中国語ドメインネーム登記と管理基準」がインターネット技術の標準化を推進する団体「IETF」によって認可・発表され、インターネットの国際基準となったと発表した。
中国語ドメインの国際基準はすでに世界ネットワーク業界の主なメーカーからの支持を受けていたという。世界最大のソフトウェア企業であるマイクロソフト社が新たに発表したインターネットブラウザIE7.0では、中国語のCNドメイン名解析を完全にサポートしているのもその一例だ。中国語を利用して障害なくネット接続ができる時代になり、これにより全世界の中国語ネットワーク発展の基礎となるプラットホームが構築された。
中国語ドメインの国際基準制定には8年がかかった。中国の技術者は日本、韓国などの国・地域の専門家と、基準化へ向けた連盟を結成、IETFと度重なる意見交換を経て、ついに認可と支持が得られた。
「人民網日本語版」2006年12月1日