大阪で開催された中国華東輸出入商品交易会(華交会)は1日、閉幕した。中国国外でこれほど大規模な展示会が開かれるのは初めてで、主催省市、出展企業数とも最多となった。また華交会にとっては史上初の海外出展だった。商品の多様さや美しいデザイン、優れた加工技術が参観者を驚かせた。「中国新聞社」が伝えた。
「産経新聞」「日本経済新聞」「日刊工業新聞」などのメディアが同会を取り上げ、大阪の地元テレビ局も特集を組んで報じた。
今回の華交会大阪展で、日本のバイヤーや消費者の中での中国製品に対する認識が改められた。日本各地から集まったバイヤーからは、「規模の大きさ、内容の豊富さとも、これほどのものとは思わなかった」「中国の繊維製品や軽工業品が思いがけずきれいだった」と驚きの声が上がった。日本側主催者の調査によると、会場を訪れた8千人余りの日本人バイヤーの過半数が、中国側サプライヤーに対し「満足」したという。
中国側の出展企業にとってもこの歓迎ぶりは予想外で、「メイドインチャイナ」の日本市場での潜在力に驚いた様子だった。
日本の甘利明経済産業相は今回の大阪展について、「中日両国関係のさらなる発展に、必ずやプラスの作用をもたらすだろう」と評している。
「人民網日本語版」2006年12月2日