世界銀行の東アジア・太平洋地域担当副総裁にこのほど就任したジェームス・アダムス氏は1日、北京で記者会見を開き、「世界の貧困削減事業に対する中国の貢献は史上空前のものであり、中国の発展経験は他国と共有するに値する」と評した。
アダムス副総裁が中国を訪問するのは就任後初めて。訪中の大きな目的は、中国の発展と貧困支援での突出した成果をより理解し、中国の発展経験を学び、どのようにこの経験を他国と共有するかを検討するためだという。アダムス副総裁は、世銀がどのように中国政府と協力し、ほかの地域の持続可能な発展を推進するかということが今回の検討課題の一つだと語った。
「人民網日本語版」2006年12月2日