伝えられるところによると、10月の国内原油生産量は1549.9万トンに達した。昨年同じ時期の生産量が高かったため、前年同期比伸び率は0.6％にとどまっている。

また、国内原油加工量は2564.6万トンで、前年同期比伸び率は5.4％に上昇している。

石油製品の大半の生産量は前年同期比伸び率が上昇している。同月の国内原油在庫は基本的に安定しており、ガソリン・ディーゼルオイルの在庫には一定の増加が見られる。

国内原油生産最大手の中国石油天然ガス（ペトロチャイナ）の10月の国内原油生産量は887.79万トン、一日当たりの平均生産量は28.64万トンで、1－10月の累計原油生産量は8929.45万トンと前年同期比0.5％増となっている。

また、石油精製による収益の増大が10月の国内原油加工量の上昇をもたらしている。しかし、10月の原油輸入量は前年同期比3.8％減の1082万トンで、今年では7月に次いで2番目に低い水準となった。

「チャイナネット」2006年12月4日