中井貴一さんが主演する中国映画「鳳凰」のクランクアップ記者会見が3日に行なわれた。同映画は、中国映画の第6世代監督の一人といわれる金チェン監督がメガホンを取った作品。撮影は北京、重慶、黒竜江の3箇所を移動しながら行なわれ、来年5月に国内で封切られる。
物語の舞台は、清朝最後の皇帝(ラスト・エンペラー)の時代で、中井貴一さん扮する中国を放浪する日本人が、混乱する時代の中国で周紅という中国人女性と出会い、激動の30年を経て、ついに中国の解放前夜に再会するというストーリー。映画が物語るのは獄中での恋愛感情であるため、多くのシーンは獄中で撮影されることになった。
※金チェン監督のチェンは王へんに探のつくり
写真(左):主演の中井貴一さんと中国女優・苗圃さん。
写真(右):金チェン監督と中井貴一さん。
「人民網日本語版」2006年12月4日