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中国、科学技術面の国際協力に積極的に参加(二)

科学技術部はこのほど、中国は近年、一連の重要な科学技術面の国際協力事業に積極的に参加し、そのレベルも絶えず向上していることを明らかにした。

重要な国際生物計画に積極的に参加

バイオテクノロジーは20世紀後半以降人類の科学技術史上最も注目に値するハイテク技術であり、国際科学技術の競争、ひいては経済安全保障の重点となっている。中国は、ヒトゲノム計画、人類脳計画、人類肝臓たんぱく質グループ計画などの国際生物計画に積極的に参加し、いくつかの研究分野で世界の先端レベルに達している。

ヒトゲノム計画は、人類がみずからのことを知り、健康レベルを向上させ、生命科学、医学、バイオテクノロジー、製薬、農業などの発展を促すうえで重要な意義を持っている。中国がヒトゲノム計画に参加してから、ヒトゲノム作業の枠組み図の1%を完成し、2年間繰り上げて一部の完成図の描写も完了し、国際生命科学の先端レベルに達している。

人類脳計画の中核的内容は神経情報学であり、脳についてよりよく知ることや、その保護と創造を目的としている。2001年10月、中国は人類脳計画の20番目のメンバーとなり、「中華人類脳計画」を始動させた。現在、中国はすでに最初の脳解剖図を完成し、世界の先端レベルに達している。

人類肝臓たんぱく質グループ計画は、最初の人類組織・器官のたんぱく質グループ計画であり、中国の科学者が最初に提唱し、主導的な役割をも果たしているものである。現在、16カ国・地域の百余りの実験室がこれに参加しており、中国の科学者たちは30%以上の研究作業を担当し、この計画を進める主力となっている。現在、中国人の胎児の肝臓のたんぱく質3000種、フランス人の肝臓のたんぱく質5000種、中国の成人の肝臓たんぱく質12000種がすでに確認されており、データベースも出来上がっている。この計画は2010年前後に完成する見通しである。

 

地球変化研究計画に積極的に参加

近年、中国は地球変化研究計画、国際総合大洋ボーリング計画などの基礎分野の科学研究に積極的に参加しており、先端科学の探求の面で大きな役割を果たしている。

地球変化研究計画は1989年に発足したものであり、中国は発起国の一つである。この計画は、世界気候研究計画、国際地圏・生物圏計画、地球環境変化の人的要因計画と生物多様性計画からなっている。中国は、古代環境の進化と変化、アジア地域におけるモンスーンの集積についての研究、水資源と水循環、炭素循環及び地球の気候の変化が中国の社会・経済に及ぼす影響などの5つ分野で、国際先端レベルに達する成果を獲得しており、ハイレベルの論文を数多く発表している。

国際総合大洋ボーリング計画は、大洋の地殻のボーリングによって、地震発生のメカニズムを解明し、深部の生物圏や天然ガスと水の合成物について探求し、極限的気候と気候の急速な変化のプロセスを解明し、深海部の新たな資源の開発、環境の予測と地震対策、災害撲滅などの実用的な目標の実現に寄与するものである。2007年に、この計画は全面的に始動することになっている。2004年に、中国はこの計画に正式に参加した。

「チャイナネット」2006年12月5日

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