中国語検索エンジンの最大手・百度公司(Nasdaq: BIDU)の李彦宏・CEO(取締役会長)は4日、同社が来年、日本語検索エンジン市場に進出することを明らかにした。これは、百度の正式な国際市場進出が近づいている現れだと業界専門家は指摘している。「中国証券報」が伝えた。
李CEOは次のように述べた。
日本語市場への進出に向け、百度は半年以上にわたり、日本語のウェブページの検索を含む実務面での準備を進めてきた。弊社は来年の時機を見計らい、日本語検索エンジンサービスを正式にスタートさせる。
百度の日本検索エンジン市場への進出によって、検索エンジン技術における同社の優位性をより効果的に打ち出す以外に、利用者体験に基いた製品開発力を利用して、日本のネット利用者にいっそう良好なサービスを提供することが可能となる。百度が日本市場に進出することで、日本のネット利用者が検索エンジンを利用する際に、より豊富な選択肢を提供することができると信じている。
「人民網日本語版」2006年12月5日