12月5日、ドーハアジア大会に参加する中国選手団は金メダル22を獲得し、金60、銀31、銅13という圧倒的な優位をもってランキングの一位を保ち続けている。
写真は男子射撃50mフリーピストル個人の金メダルに輝いた徐坤選手。
5日の射撃競技場で、中国は金メダル10のうちの7個を獲得した。男子射撃50mフリーピストル団体、個人(徐坤選手)、女子射撃25mピストル団体、個人(陳頴選手)、男子射撃ダブルトラップの団体、個人(王楠選手)、男子射撃10mランニングターゲット(甘霖選手)などの種目で、中国選手はそれぞれ金メダルに輝いたが、女子ダブルトラップ個人の決勝で、著名な張亜非選手は金メダルを惜しくて逃した。
競泳種目で中国選手は金メダル3を勝ち取った。周嘉威選手が男子50mバタフライの金メダルを獲得した。女子50m自由形の決勝で徐妍偉選手、龐佳頴選手は金、銀となった。女子800m自由形リレーで、中国チームは一位に輝いた。
写真は吊り輪の一位に並列した楊威選手(右)と陳一氷選手。
体操の競技場で不思議な状況が次々と現れた。あん馬の決勝で、試合前に有望と見られていた楊威選手、肖欽選手はそれぞれミスを犯して失敗したが、日本、朝鮮と韓国の三人の選手は同じ得点でともに一位になった。なお、次の吊り輪の決勝で、楊威選手と陳一氷選手はすばらしいパフォーマンスで一位に並列した。個人種目の決勝で、鄒凱選手は男子床運動、程菲選手は女子跳馬、洪淑貞選手は女子段違い平行棒の金メダルに輝いた。
バドミントンの男子団体の決勝で、中国チームは前回のアジア大会の一位である韓国チームに対戦した。苦戦を経て、中国チームはつい3-2で韓国を下し、16年ぶりにアジア大会バドミントン男子団体の一位に輝いた。女子団体の決勝で、中国チームは3-0で日本チームに快勝した。
写真はスヌーカーダブルスの金メダルを勝ち取った丁俊暉選手。
スヌーカーダブルスの決勝で、若手スーパースターの丁俊暉選手は田鵬飛選手と協力して、中国香港の二人組みを破り、金メダルに輝いた。
女子柔道の最ライト級の48キロ級と最ヘビー級の78キロ超級の決勝で、中国の高峰選手と劉歓縁選手はそれぞれ一位に輝いた。これで中国女子柔道チームは金メダル5を獲得し、アジア大会の前に「柔道金メダルを全部もらう」と揚言した日本柔道チームを食言させた。
曹磊選手は重量挙げ女子75キロの金メダルを勝ち取った。中国の宋宝慶選手と李梅芳選手は個人ロードタイムトライアルの男子、女子種目で一位に輝いた。
「チャイナネット」 2006年12月6日