化学兵器禁止機関の薛捍勤常駐代表は5日オランダのハーグで、関係諸国がいち早く化学兵器やその関連施設を廃棄するよう呼びかけた。
これは薛捍勤代表が5日に開かれた『化学兵器禁止条約』第11回締約国大会で述べたものである。薛捍勤代表はその中で、「化学兵器の廃棄はある程度の進展を遂げたものの、一部の化学兵器保有国の廃棄作業は条約の要求より遅れている。化学兵器の保有国は条約の規定に基づき、廃棄作業を進め、条約が定めた時間内にすべての作業を終える必要がある」と述べた。
「CRI」より2006/12/06