年初以来、国のマクロ調整措置が効果を見せ、物価の上昇が全体として落ち着き、消費財や生産資料の販売量が急速に増加した。1~10月期の消費財小売総額は6兆2089億1千万元に上り、前年同期に比べて13.6%増加し、増加率は1997年以来の最高を記録した。商務部が明らかにした。
同部のモニタリングによると、今年は農村市場の販売量が引き続き急増し、1~10月期の農村地区の消費財小売総額は2兆121億元で前年同期比12.4%増加、増加率は前年同期を1.4ポイント上回った。同期の都市部市場の消費財小売総額の増加率は、前年同期を1.8ポイント(前年同期比0.1ポイント減)上回っている。同部がまとめた最新の「商品市場の運営状況と予測」によると、2007年の中国商品市場の発展に向けた国内の環境・条件は、今年に続いて良好を保ち、都市・農村間、地域間の消費格差が徐々に縮小する見込み。
「人民網日本語版」2006年12月6日