12月6日、ドーハアジア大会に出場した中国の選手団は一気に金メダル16を獲得したが、一部の種目で意外にも金メダルを逃してしまった。

写真は女子射撃50mライフル個人の金メダルを獲得した王如意選手

 射撃競技場での中国選手のパフォーマンスは完ぺきなものであった。中国選手が出場した五つの種目で全勝を遂げた。男子射撃25mラピッドファイアピストルの団体、個人、男子射撃10mランニングターゲットフレックススピードファイア、女子射撃50mライフル団体、個人の金メダルを獲得した。

中国の穆爽爽選手は75キロ超級の決勝で、139キロのスナッチの成績で世界記録を更新し、総合314キロの成績で金メダルを獲得した。

体操の最後の五つの競技種目で、中国選手は平均台（張楠選手）、女子床運動（程菲選手）、平行棒（楊威選手）の金メダルを勝ち取った。

写真は男子100m自由形のアジア記録を更新し金メダルを勝ち取った陳祚選手。

競泳の試合に出場した中国の選手にとって、成績は悲喜こもごもたるものと言ってもよい。男子100m自由形決勝で、陳祚選手は49秒06の成績でアジア記録を更新し金メダルを勝ち取った。女子200m平泳ぎ決勝で、斉暉選手は2分23秒93の成績で金メダルを獲得し、徐妍瑋選手は女子100m自由形の金メダルを獲得したが、女子800m自由形、男子200mメドレーの金メダルを逃した。

郭躍選手（写真の右）と李暁霞選手は卓球女子ダブルスの金メダルを獲得した。中国の王皓選手、馬林選手はともに男子シングルス決勝に進出した。

女子四人フォア、女子かじなしペアの金メダルを獲得したが、中国選手は有望と見られていた女子軽量級ダブルスカルなどの種目で大敗した。

丁俊暉選手（写真の真ん中）、梁文博選手（写真の右）、田鵬飛選手からなる中国チームはスヌーカー男子団体決勝で3-0の成績で中国香港チームを破り、金メダルを手にした。

ドーハ現地時間12月6日までの時点で、中国選手団は金76、銀41、銅18の成績を獲得し、圧倒的優位でランキング一位を保ち続けている。日本選手団は二位（金22）。韓国選手団は三位（金15）。

「チャイナネット」　2006年12月