外交部の定例会見で7日、秦剛報道官が質問に答えた。
――国連難民高等弁務官事務所の高官は、中国国内には約5万人の朝鮮人「難民」がいるが、ひとたび中国当局によって朝鮮に送還されると、虐待され、死亡することもあると話した。これは事実か。
中国に滞在する朝鮮人の問題についてだが、もしそのような発言があったのなら、非常に不適切なものだ。なぜなら、中国に滞在するこれらの朝鮮人は、いわゆる「難民」ではなく、不法入国者だからだ。彼らは外交機関、学校、役所に押し入っており、その行為はすでに中国の法律を犯している。中国は、国内法、国際法、人道主義の原則に基づき、彼らを適切に処理している。したがって、関係方面や関係者が、この問題を客観的に扱うよう希望する。彼らは、いわゆる「難民」問題とは無関係だ。
「人民網日本語版」2006年12月8日