伝えられるところによると、1月から9月にかけて、中国を訪れる海外観光客は延べ9222万人に達し、昨年同期より2.9%増えた。中国はすでに世界で最も活力に富む安全な観光地となっている。ところが、全般的に見れば、入国観光の市場の伸び幅は小さくなっている。専門家は、北京五輪、上海万博の開催が近づくにともない、展示会、会議などを目的とする観光が、入国観光市場の伸びを牽引することになるだろうと見ている。
広東中国旅行社筋によると、会議、展示会、表彰目的の観光などのハイエンドの観光商品が近年、旅行社の新たな収益増のスポットとなっており、主催機構、旅行社、ホテル、交通業、観光スポットなどもその恩恵に浴することになっている。春と秋の広州交易会やその他の国際エキジビションから見れば、企画、アレンジ、ホテルとチケットの注文、送迎、観光などのパッケージサービスを提供する会議・展示会、表彰目的の観光コースがますます人気を集めているという。
「チャイナネット」2006年12月11日