北京で11日、再び濃霧が発生し、視界は1キロメートルを下回った。一部の地域では視界は500メートル前後となり、北京市気象台は濃霧黄色警報(3段階の警報のうち1番下のレベル)を発表した。北京の日刊紙「北京娯楽信報」が伝えた。
北京市の視界は11日17時ごろから低下を始め、空の便は同日18時40分までに16便が濃霧の影響を受けて遅延、9便が欠航となった。
専門家によると、ここ数日霧が晴れない主な原因は、現在北京市の上空が大量の中・高層雲に覆われており、空気の流動性が低いため、市内から放出される汚染物質が拡散せず霧と一緒になって安定した霧を形成しているためという。
写真は11日、大気は今月に入って初めての中度の汚染となった。
「人民網日本語版」2006年12月12日