12月11日、中国選手団は一気に金メダル14を手にし、金メダル総数は124個に達した。種目別で見れば、中国選手はカヌー、陸上競技、レスリング、ビーチバレーなどの種目ですばらしい実力を示した。
写真は女子三段跳び金メダリストである謝荔梅選手
写真は女子5000m金メダリストである薛飛選手
中国の陸上競技選手は予想を超える金メダルの数に輝いた。従来優位種目と見られていた女子円盤投げのほかに、薛飛選手と謝荔梅選手はそれぞれ女子5000m、女子三段跳びの金メダルを勝ち取り、非常に重要な意義のある出来事と見なされている。劉翔選手の予選でのパフォーマンスが注目されており、実力を温存した劉翔選手は13秒74の成績でゆうゆうと110mハードル決勝に進出した。
飛込み種目で中国選手の実力は疑問をはさむ余地はない。女子3mシンクロ板飛込み、男子10mシンクロ高飛込みの金メダルは中国選手団のものとなった。
写真は男子1000mカヤックペアの金メダルを獲得した李臻選手、林淼選手
強風と大きな波はフラットウォーター種目の難度を高めることになったが、中国選手は男子1000mカヤックシングル、男子1000mカヤックペア、男子1000mカナディアンペアの金メダルをそれぞれ獲得した。ヨットの試合で、中国選手は男子重量級ミストラル級、女子ミストラル級の金メダルを獲得した。
ビーチバレーの男子、女子種目の金メダルも中国選手のものとなったが、女子決勝に参加する中国ペアが直面した日本ペアの守りはそれほど甘いものではない。男子決勝は中国ペアの間のトレーニングと見られている。
フェンシング世界選手権大会・男子エペ金メダリストの王磊選手がドーハアジア大会同種目の金メダルを獲得したのは当然と言ってもよい。中国の解永俊選手は同種目の銀メダルを手にした。
レスリングフリースタイル・女子72キロ級決勝で、アテネ五輪同種目決勝の光景が再現した。中国の王旭選手は再度日本の浜口京子選手を降し、金メダルを勝ち取った。
中国女子バスケットボールチームは77-53で韓国勢を破り、決勝に進出した。男子バレーボール準々決勝で中国チームは3-1でカザフスタンチームに勝ち、準決勝で日本勢を破ったサウジアラビアチームと対戦することになった。
「チャイナネット」 2006年12月12日