訴訟権の正当な行使に関する国際シンポジウムが11日中国東部の都市昆山で開かれた。内外の法学界の専門家は現在日増しに深刻になっている訴訟権乱用の問題について討議し、この分野での協力を強めるよう訴えている。
2日間にわたって開かれるこのシンポジウムでは、中国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、日本などの30人の法律専門家は「誠実信用原則と訴訟権の正当な行使」、「訴訟権の乱用とその危害」、「訴訟権の乱用を解決する経験やルート」などいくつかの議題をめぐって討議する予定である。
訴訟権の乱用は中国国内の民事訴訟に限らず、国際民事訴訟にも多く存在しており、関連分野での国際協力は必要とされている。
「CRI」より 2006年12月12日