中国全国政務公開指導グループ弁公室の責任者は11日、「起草中の『政府情報公開条例』は、国家の秘密を守る前提の下で、公民の知る権利を十分に保障するものだ」と述べた。
この責任者はこの中で、「政府情報公開制度の理念は、『公開を原則に、不公開は例外とする』というものである。秘密保持制度の改善を通じて、公開の義務を明確にし、国家の秘密が有効に守られることを保証するという前提の下で、できるだけ政府の情報を公開し、公民の知る権利を保障したい」と説明した。
政府の情報公開の中で如何に個人情報を保護するかは、「政府情報公開条例」の重要な内容であるが、これについて、この責任者は、「この条例による個人情報処理の原則は、『保護を主とし、公開を従とする』、つまり普通は公開しないということだ」と説明した。
「CRI」より2006/12/12