外交部の秦剛報道官は12日、北京での記者会見で、「このほど、中国で発掘された恐竜の卵の巣穴の化石が、外国のオークションに出品されたとの報道に強い関心を持っている。関係部門は、これについて調査している」と述べた。
このほど、およそ6500万年前の恐竜の卵の巣穴の化石が、中国の広東で発掘され、アメリカでのオークションで42万ドルの価格で売られたとの報道が出された。
これに対し、秦剛報道官は、「もし、これらの化石が中国のものだと確認されれば、中国は、関係する国際条約にしたがって化石の返還を求める」と語った。
「CRI」より2006/12/13