中国共産党中央規律検査委員会監察部は12日、深刻な規律違反を犯した北京市の劉志華前副市長を党除籍・行政除名処分とし、司法機関に送致して、法に基づき犯罪容疑を調査・処分することを明らかにした。
同部が6月以降続けてきた劉前市長の深刻な規律違反問題への調査によると、劉前市長は北京市政府の秘書長と副市長の任期中、その立場を利用して、他者に利益を供与するとして、計数百万元相当の財物を要求し受け取った。生活は腐り果てて堕落し、愛人を囲ったうえ、愛人のために職権を濫用してプロジェクトを受注し、巨額の不法利益の取得を図った。劉前市長の規律違反行為は明白な事実であり、確実な証拠があり、情状は重く、収賄などはすでに犯罪の容疑がかけられている。
「人民網日本語版」2006年12月13日