道路交通の発展を優先的にする政策に踏まえ、各地区と部門が引き続き協力していく結果、中国全土を結ぶ高速道路網は2020年に出来上がり、その総延長が8万5000キロに達すると見込まれている。
中国国家発展と改革委員会の張茅副主任がこのほど高速道路網のことについて、「ここ数年中国の交通インフラ施設の整備が大きく改善されたが、交通業が急速に発展している国民経済のボトルネックとなっているのは事実である。高速道路網をいち早く出来上がることは中国の経済メカニズムの調整、都市部と農村部のバランスが取れた発展の促進、国民経済の運営コストの削減などにも積極的な影響を与える」との考えを示した。
張茅氏はまた、年中に開通する高速道路の総延長がおよそ4000キロに及ぶと紹介した。
「CRI」より 2006年12月14日