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外資小売大手・テスコ、中国で最大規模の買付け

英国最大、世界第3位の小売大手・テスコ(中国名:特易購、TESCO)は12日、頂新集団の傘下企業・楽購(ハイモール)の株式50%を2年前に買収したことに続き、さらに40%の株式を1億8千万英ポンド(約28億元)で追加購入して持株を増やすことを明らかにした。これは、外資小売大手が中国企業の株権を買収するケースでは過去最大規模となる。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

テスコのテリー・リーヒー最高経営責任者(CEO)によると、この取引によって、テスコは中国における頂新集団の計り知れない優位性からもたらされる利益を今後も享受するほか、中国での発展も加速されるという。

テスコは楽購の株式90%を買収した後、楽購の店舗名称を「楽購・テスコ」に変更する。「楽購」ブランドを残す理由としては、「『特易購』というテスコの中国語名が国内でほとんど浸透していない」ことを挙げている。テスコ側はまた、同社は今後、華北(北京と天津、華東(上海を含む)、華南(広東を含む)の三つの主要地域での業務発展に特に力を入れる方針を明らかにした。テスコは2008年までに全国でチェーン100店舗を展開する計画で、第一号店は2007年新年に北京でオープンする。

「人民網日本語版」2006年12月14日

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