ドーハ現地時間12月15日、ドーハアジア大会はいよいよ閉幕を迎えることになっている。最終の総合競技日となった14日の試合で、中国選手団は金メダル17を獲得し、金メダル総数は164個に達し、釜山(プサン)アジア大会の戦績(金150)を上回った。しかし、男子バレーボールと男子ホッケー決勝で、中国チームはいずれも韓国に負けて、みすみす金メダルを逃してしまった。
中国女子バスケットボールチームは90-59で中国台北チームを破り、金メダルに輝いた。
男子水球決勝で、中国チームは9-8で日本勢に辛勝し、アジア大会同種目の王座を奪回した。
中国の国技である武術の8種目で、中国選手は金メダルを総なめにし、圧倒的な強さを示した。
テニス女子ダブルス決勝で、中国の鄭潔(写真の右)、晏紫の両選手は中国台北のペアに勝ち、金メダルを獲得した。
カヌー競技で、中国選手は500mカヤック男子シングルス、500mカナディアン男子シングルス、500mカヤック女子ペアの金メダルを勝ち取った。カヌー10種目で、中国選手はわずか金メダル4を手にしたが、カザフスタンやウズベキスタン選手の無視しがたい実力を考えるならば、この戦績でまあまあだと言えるのではないか。
写真は女子10m高飛び込みの金メダリストである王鑫選手
中国選手は10m高飛び込み男子種目、女子種目の金メダルを勝ち取った上で、中国勢はドーハアジア大会飛込み種目の金10を総なめにした。中国の若手選手らは強い実力と大きなポテンシャルを示し、北京五輪の飛込み種目での中国選手のパフォーマンスをわれわれは期待している。
中国の李燕選手は自転車女子25kmポイントレース決勝で、韓国選手に辛勝し、金メダルを獲得した。自転車種目での中国勢の戦績は金4、銀3、銅3であった。韓国の金5、銀2、銅5の戦績に比べればいくらか劣勢にあるが、主に装備の面で差があると見られた。
15日、中国バスケットボールチームは決勝で、アジア大会主催国であるカタールチームと対戦することになっている。
「チャイナネット」 2006年12月15日