中国気象局中央気象台が14日発表した予報では、西シベリアから張り出してきた強力な寒気の先端が、14日午前、すでにモンゴル西部に達し、甘粛省西部、青海省西部にいたる一帯にかかってくる見通しだ。その影響で、14日~17日にかけて、西北地区東部、長江の中、下流域、華北地区の大部分、黄河と淮河の流域および東北地区では、4~6級(風速5.5~13.8メートル)の北寄りの風が吹く。内蒙古中東部、東北地区東部などの一部の地区では小雪や雪になり、寒気が通過したあと、上記の大部分の地区の気温は6℃から10℃に下がるとのことだ。うち、華北や東北地区では局地的に気温の降下幅が10℃になる見通し。16日から18日にかけて、中国の東部や南部沿海部では6~8級(風速108~20.7メートル)の北寄りの風が吹き、瞬間最大風速は9級(風速24.4メートル)に達する可能性がある。
「人民網日本語版」2006年12月15日