昨年の後半から、北京聖涛市場調査公司は全国の15の地区の都市および農村の4600世帯を対象に、第2回全国国民の読書と購買傾向に関するサンプリング調査を行い、国際通用の社会統計分析ソフトを運用して200万の調査データを分析、研究した後、このほど、中国国民の読書と購買傾向の特徴を明らかにした。
自費で書籍と雑誌を買う人が多いこと
これまで公費を使って書籍と雑誌を買っている人が多かったが、今では自費で買う人が増えている。昨年の自費による書籍購入の比率は1999年の46%から53.7%に上昇し、自費による雑誌の購買率は47.8%から60.2%に上昇した。これは中国で主に自費で書籍と雑誌を買う消費市場が基本的に形成されたことを示している。
総合的な図書が愛読されていること
中国では、本を読む人のほとんどが勉強のためだと考えている。現在、人びとは主に文学作品と総合的な図書を愛読しているが、経済類の書籍を読みたい人は激増し、2年前の8位から現在の3位へと上昇した。最近の人びとの書籍購買傾向を見ると、総合的な図書が1位、文学類が2位、政治・法律類が3位、経済類は4位、芸術と医薬・衛生類は5位にランクされている。
文学、生活、児童、科学・技術、外国語などの7種の図書には、金庸、瓊謡らの書いた文学作品を読むブームが下り坂となり、ノンフィクション文学作品が文学類図書のなかで1位にランクされている。生活知識についての図書のなかの「生活知識」の売れ行きがよく、児童図書類のなかの「子供たちの外国語」、科学・技術類のなかの「医薬衛生」がいずれもトップである。
男女の読書の好みが異なること
さまざまな雑誌には、生活サービス、文化娯楽、文学芸術の三種の雑誌の読者が最も多く、新聞時事の雑誌はそれに次いで4位である。そのうち、女性は生活サービス、文学芸術、文化・娯楽の雑誌を好んで読み、男性は自然科学技術、社会科学と学術、時事ニュース、経済貿易と企業管理の雑誌を好んで読んでいる。
インターネットを通じて読んでいる人はまだ少ない
ここ2年来、インターネット上の情報やニュースを読む習慣のある人の数が倍増したが、全般的に見て、人数は少なく、そのほとんどは総人数の7.5%しか占めない若者たちである。そのため、インターネットで読むことは在来の読書方式をつき破るに至っていない。だが、インターネット・ショッピングにおいて、図書は1位、雑誌は3位にランクされている。そういうことでインターネットによる図書と雑誌の購入は電子商取引を発展させる突破口となるだろう。
10元のAV製品が手ごろ
AV製品市場の発展の可能性は大きい。VCD、DVDはいずれも個人の消費の面でかなり速く増加しているAV製品である。現在、AV製品の市場販売額は252余億元に達し、出版物市場全体の31%以上を占めている。人びとは主に商店、露店でAV製品を買い、10元が手ごろの値段だと思われている。
「チャイナネット」 2002年6月19日