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少林寺の古代の塔群の世界文化遺産指定を申請

 

広範囲なフィージビリティースタディーを経て、河南省登封市は少林寺の塔およびそれが所在する嵩山の数多くの古代の塔を「中国の古塔――登封の塔群」という名称で世界文化遺産指定を申請することを一応決定した。

 中国における「古代の塔の博物館」と呼ばれる少林寺の塔は登封市内の少室山の山の斜面に位置し、現在さまざまな塔が240余りもある。山から流れてくる雨水のために、多くの塔はすでに土の中に埋もれている。ここ数年間に、文化主管部門が塔の修繕をおこなった際、西北山の斜面でいくつかの磚塔と塔の台座をつぎつぎと発掘した。

 これらの塔は歴代の少林寺の僧の墓である。少林寺は北魏太和十九年(西暦495年)の建立で、すでに1500余年の歴史がある。これらの塔は最も早いものは唐朝の頃に建てられ、最も遅いものは清代に建てられた。それぞれの時代の建築様式が異なっているため、塔の形にもそれぞれ特色がある。あるものは上部が狭く下部が広く、あるものは両端が細く中間が太く、あるものは上部が広く下部が狭くて傘の形を呈している。塔の本体も円柱形、四角形、球形などがある。これらの塔はいずれも磚(れんが)石構造であり、磚塔が多く石塔は少ない。一般は7層からなり、高さは15メートル前後である。考古学者は、塔の種類が非常に多く、形と構造がいろとりどりであり、中国の古代磚石建築物と彫刻芸術を総合的に研究するうえでの宝庫であり、同時に歴史の研究のためにも多くの資料を提供している、と見ている。

 河南省登封市域内の中岳嵩山は国務院が最初に公布した国家クラスの名勝区であり、国家クラス文化財保護指定を受けたものが13カ所もある。2000年5月に、登封市は嵩山の世界文化遺産指定を申請する作業に着手し、主管部門を発足させた。昨年、国内の多くの著名な専門家の意見を広く求めることを通して、登封市は世界文化遺産指定で要求される「唯一性」の原則に力を入れ、嵩山のあちこちに分布する古代の塔群を突破口として世界文化遺産指定を申請することになった。

 伝えられるところによると、登封の塔群は山の上に分布している古代の塔600余からなり、特に少林寺の塔林というところに最も集中している。これらの古代の塔は数が世界で最も多いばかりでなく、建築様式も異なり、数百年から千年にのぼる多くの時代に及ぶものである。その中の法王寺塔は中国で最も古い塔である。

 現在、登封市は文書の資料を用意し、近いうちに国家文物局の専門家の考査を受け、最終的に確定されると、2004年6月の申請作業に積極的に参加する。

「チャイナネット」2002年6月27日