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北京周辺の見どころ(1)明の十三陵
明の皇帝13人を葬った13陵は北京の北44qの昌平県内にあり、敷地面積40平方`、明の永楽7年(1409)から延べ200年の歳月を経て建造された巨大な陵墓群である。現在、観光スポットとして開放しているのは長陵・定陵・昭陵と参道の4カ所である。うち長陵(成祖永楽帝の墓)の規模は最大かつ保存状態もよく、定陵(神宗万暦帝)の地下宮殿はすでに発掘・復元され、地下から出土した3000点の遺品が展示されている。長陵の見学コースは石の牌楼→大宮門→碑亭→石像群(参道の両側にある)→櫺星門→七孔石橋→長陵の順になっている。明代の276年間には16人の皇帝が在位したが、なぜここに13の墓だけあるのだろうか。太祖朱元璋は死後南京の考陵に葬られ、2代目の恵帝朱允炆は3代目の成祖朱棣(永楽帝)の起こしたクーデターのため亡命し行方不明となり、7代目の代宗朱祁トは6代目の英宗朱祁鎮(代宗の兄)の帝位復活のため殺害されて北京西郊の金山に葬られた、というわけでここには13人の皇帝しか葬られなかったのである。豪華な陵墓と対照的に、残酷な殉葬制は明の英宗の代まで続き、長陵にも宮仕えの人など生きた者を埋めて殉死させた悪例がある。

2001年6月8日

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