中国でよく知られた魚を観る観光スポット(1)
魚が人に与えてくれる楽しみの1つは観賞であり、中国には数多くの内外でよく知られた観魚(魚を観る)のスポットがあるが、訪ねてみたことはおありか。
杭州の「花港での観魚」
花港での観魚、ぼたんの花と杭州の原産の赤いフナを花見、魚を観るテーマとして、紅魚池は魚を観る場所であり、養魚池は山の石を護岸とし、塀の突き出た部分の石はばらばらに積まれており、隠れたり現れたりしており、上下の起伏が自然であり、曲がりくねった橋がかかっており、池の岸辺にかたまり状の魚が水から跳ね上がったような形の山の石があり、その上に「花港での観魚」という大きな字が刻まれている。池のほとりは四季の花と木に取り囲まれ、花が散る時は、花は乱れるように散り「花が魚の体の上に散って魚が花に噛みつく」という詩の境地を現し、池の中の一万尾にのぼるとみられる赤いフナが、群れをなし、泳ぎ回って悠々自適と水とたわむれ、観光客は曲がりくねった橋の上に立って身をかがめて釣りエサを投げ込み、泳ぎ回っている魚は四方八方から泳いでくることができ、競い合うようにエサを取り合い、ぽちゃんと跳ね上がったりして、たいへん壮観である。
「チャイナネット」2002年5月30日