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北京の寺院
智化寺

智化寺は明の正統9年(1444)に建立、もとは明の宦官王振が一族の祖先を祭るために造った廟だった。唐の貞観19年(645)建立の法源寺は、所蔵された仏教経典の豊富さと刻本の貴重さを誇る寺で、蔵経楼内の唐・元・明各時代の仏像が見どころである。

白塔寺

白塔寺(原名妙応寺)はネパール人建築師アルニガ氏の設計した白塔を中心とする元代建立の寺。当時は宮廷の宗教活動や文武百官の礼儀研修の場所だったが、1368年の落雷で寺院の建物がすっかり焼かれ、白塔だけ残った。現存する寺は明・清時代に再建されたのである。

万寿寺

万寿寺は明の万暦5年(1577)に建立、清代には寺廟・庭園・行宮からなる皇室専用の寺だった。六大殿堂を中心とし東に方丈院、西に行宮院のあった同寺は、現在北京芸術博物館となっている。大鐘寺(原名覚生寺)は1733年の建立で、1743年、万寿寺から寺内に永楽大鐘が移されてから有名になり、1985年、寺内に古鐘博物館を開設。

五塔寺

五塔寺(原名真覚寺)は明の永楽年間(1403〜1424)に建立。1つの台上に5つの塔をのせた金剛宝座塔が寺内のあることから、この名がある。寺内には、寺廟建築物が現存していないが、石刻芸術博物館がある。

臥仏寺

香山の東側にある臥仏寺は、1300年前の唐の貞観年間に建立、寺内に銅製の釈迦牟尼仏像(元代に鋳造)が横臥しているところから、この名がある。明の皇帝5人はかつてこの寺に参詣、清の雍正・乾隆両皇帝の真筆も随所に見られる。山の斜面にそって建てられた寺院建築群、そして通路の両側に聳え立っている深緑の古柏などは、きっと観光客に極楽淨土の静けさを感じさせるだろう。臥仏寺の隣にある碧雲寺は元代建立の寺で、清の乾隆13年(1748)の増築後、密閉式寺院となり、現在は西山風致地区の観光スポットとなっている。

戒台寺

戒台寺は戒壇寺ともいい、622年に建立。かつて遼代の高僧法均がここで戒壇を設けて仏戒を授けたことから、この名がある。寺内には中国最大の戒壇と遼・元時代の塔・経幢があるほか、最も多いのが古松である。「活動松」(枝1本を揺すぶると全体が揺れる)・臥竜松・抱塔松・九竜松・自在松などがあって、「戒台は松をもって名高い」といわれるとおり独特の景観を見せる。ここはまさに、「緑松地を圧して禅院清し」の聖地で観光客を魅了するところである。

潭柘寺

「先に潭柘寺あり、後に北京城あり」といわれるように、潭柘寺は北京最古の寺として、今から1700年前の晋代に建立、敷地面積6.8f。寺の裏側に竜潭という深い淵があり、山の上に柘(ヤマグワ)の林があることからこの名がある。主な建物としては、仏殿・仏経院・方丈院・行宮院のほか、裏山の少師静宮・歇心亭と寺外の塔林(元・明・清時代の高僧が入寂後に葬られたところ、墓塔75基)などがある。「潭柘寺は泉をもって勝る」。秋の潭柘寺は、まさしく山一面のもみじを眺め、林泉の趣を味わうことのできる景勝地である。

2001年4月30日

 

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