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雲南省・シャングリラ
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「シャングリラ」(桃源郷)と称えられる雲南省の迪慶チベット族自治州。観光名所として知られる金沙江、瀾滄江、怒江の3本の川が平行して流れる地帯に位置し、面積は3万平方キロ、平均標高3380メートル。原始的な自然がまだ手つかずのまま残っている。雄大な雪山に静かな湖、急流、神聖な寺院、それに多種多彩な民間の風俗……。山々に囲まれた大小さまざまなの湿原や平地に、チベット族、ナーシー族、リースー族、漢民族など10以上の民族が暮らしている。肥沃な土地に群れをなす牛や馬、人々は自然と和やかに共存している。ここ数年、迪慶チベット族自治州は観光業の発展に力を入れ、中甸香格里拉(シャングリラ)空港を完成させるなど、インフラを積極的に整備してきた。年間100万人を越す観光客が訪れている。
「チャイナネット」 2002年8月21日
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