中国共産党 1921年7月に創立。1921年から1949年にかけて、中国共産党は中国人民を指導して困難極まる闘争を続け、ついに帝国主義・封建主義・官僚資本主義の支配をくつがえし、中華人民共和国を樹立した。建国後、中国共産党は全国の各民族人民を指導して、国の独立と安全を守り、新民主主義から社会主義への転換を成功裏に実現し、計画的で大規模な社会主義建設を展開し、中国の経済・文化事業が史上かつてない大きな発展をとげた。
1997年9月、中国共産党は重要な歴史的意義をもつ第15回全国代表大会を開催した。第15回全国代表大会は、ケ小平理論を全党の指導思想と確立し、社会主義の初級段階における党の基本綱領を提出し、経済、政治、文化の発展の基本目標と基本政策を制定した。そして、今から次の世紀の最初の10年までは中国の現代化建設のカギとなる時期であり、経済体制と経済成長方式の根本的転換を積極的に推しすすめ、かなり完全な社会主義市場経済体制を確立し、国民経済の持続的で急速かつ健全な発展を保持し、次の世紀の半ばに現代化を基本的に実現するための確固たる基礎を築かなければならないと明確に指摘した。現在、中国共産党は全国人民を指導して、中国の特色をもつ社会主義を建設し、自らの最終目標――共産主義を実現するために奮闘努力している。
中国共産党の最高指導機関は、党の全国代表大会(5年に1回開かれる)、およびそれによって選出される中央委員会(毎年総会が少なくとも1回開かれる)である。中央委員会総会は、中央政治局、中央政治局常務委員会、中央委員会総書記を選出し、また中央書記処メンバーを決定する。中央政治局とその常務委員会は中央委員会総会の閉会期間、中央委員会の職権を行使する。中央書記処は中央政治局とその常務委員会の日常活動を処理する機構である。中央委員会総書記は責任をもって中央政治局会議、中央政治局常務委員会会議を招集し、また中央書記処の活動を主宰する。
現在、中国共産党の党員は6000万人余りで、330万余りの下部組織があり、党中央の機関紙は『人民日報』、党中央の理論誌は『求是』である。
中央委員会総書記 胡錦涛
中央政治局常務委員会委員 胡錦涛 呉邦国 温家宝 賈慶林 曾慶紅 黄菊 呉官正 李長春 羅幹
中央紀律検査委員会書記 呉官正
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