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ヤルツアンポ河大峡谷の6つの観光コース
第一観光コース 米林(スイリン)県の派区から多雄拉−拿格−汗密−馬尼翁を経由して背崩に至るもの。これは伝統的な大きなルートであり、ヒマラヤ山脈の北側の高原から大峡谷の下流の渓谷までのルートである。普通は3日間を必要とし、真中あたり標高約4200メートルの多雄拉峠を越え、峠を越えて拿格を経由して汗密、馬尼翁に至り下り坂となる。そのなかでも汗密より先の老虎嘴一帯は、山道が険しい崖の上にあり、非常に高くて険しく通りにくい。これまで途中で発生した事故はすべてここで起こっている。馬尼翁からワイヤロープのつり橋を通過して、向こう岸の背崩区に着くと、標高は約700メートルに下がる。

第二観光コース 米林県の派区から大度卡、格嘎を経由して加拉に着き、河に沿って進んで大峡谷の小さな道に入る。加拉から先は無人地区地帯で、人が歩ける道がない。河に沿って1週間行けば白馬狗熊に着くことができ、河沿いの地域は全て刀で切りさいたような断崖絶壁である。新中国が成立する前は、伝統的なルートは白馬狗熊から山に登り、峡谷を離れて西興拉峠(標高4400メートル)を経由して谷に沿ってまっすぐ下り、大峡谷に着き、大きな曲がり角の後ろの河辺にある魯古村を経由し、鉄索に頼って甘代(東岸)に着き、甘代から先へと進み、加熱薩区を経由して墨脱(メド)へとまっすぐに進んで行く。

第三観光コース 四川・チベット道路の帕隆から、帕隆ツアンポ河下流の渓谷に沿って下へ向い、3日間のロバの道をたどって大峡谷の上端にある扎曲村に直行し、つくられたばかりの吊り橋(もとは鉄索であった)を過ぎて達波に着き、大峡谷を離れて横断し、原生林と尾根を経由して、3日間で大峡谷の曲がり角の下方の河辺の八玉村に着き、それから魯古、甘代、加熱薩を経由して墨脱に着く。

第四観光コース 波密(ボミ)県の古郷度から帕隆ツアンポ河の古郷湖を越え、山に登って随拉峠(標高約4400メートル)を越え、南西から下へと、大峡谷の河辺の加熱薩区に直行する。道中は山道が曲がりくねっており、道のりは3日間である。

第五観光コース 波密県の扎木鎮から南へ向い嘎隆拉北曲に沿ってまっすぐ進み、標高4200メートルの嘎隆拉峠を越え、南西から下へ向い、嘎隆拉南川に沿って64公里、86公里(「64公里」、「86公里」はみんな波密=墨脱道路の地名であり、64道班、86道班ともいわれる)を経由して、大峡谷の達木に着く。このコースは何度かの整備を経て、道は比較的通りやすく、山開きの時には道路に沿って自動車を走らせて63公里一帯に直行することもできる。もし順調ならば普通は2日間で大峡谷に入って墨脱に着くことができる。

第六観光コース 波密から東へそれほど遠くいかないうちに達興に着き、帕隆ツアンポ河を越えて達興河に沿って源にさかのぼり、曲がりくねった小道から金珠拉峠(標高5030メートル)に登り、金珠拉を越えて金珠曲に沿って下へ向い、提琴を経由して金珠区(格当)に着き、金珠区から下へ向い、螞磺山を越えて達木を経由して大峡谷の河辺に着く。歩いて行けば普通4、5日間を必要とする。

人の数については、少なくて6人、多くて16人である。

観光シーズンは5、6、7、8、9、10月である。

「チャイナネット」2002年9月24日

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