指導幹部の資質の向上


 第15回党大会以来、中国では指導幹部の抜てきと任用が制度と規定に基づき、民主的評議を通じて、科学的なやり方で行われている。それによって、幹部の全体としての資質が向上し、幹部の構成もたえず改善されている。

 昨年末現在、全国には、各クラスのさまざまな指導幹部が4000余万人おり、そのうち、中央および省クラスの指導幹部の総数は約57万人で、1997年より10万人減った。末端部門、法律・規律執行部門および監督部門の指導幹部の人数が充実され、幹部の配置も次第に合理的になっている。

 高学歴の幹部の人数が大幅に増えた。昨年末現在、高専以上の学歴をもつ幹部の人数は幹部総数の50%を超え、青壮年幹部の割合が大幅に増加し、多くの才徳兼備の青年が抜てきされ、指導ポストについている。

 そのほか、多くの女性幹部、少数民族出身の幹部、非共産党員の指導幹部が養成された。昨年末現在、全国の県・処クラス以上の幹部の中で女性幹部が8万人、少数民族出身の幹部が4万人余り、非共産党員の幹部が3万人に達するようになった。

 先般、党中央は「党・政府の指導幹部抜てきと任用の条例」を公布した。この条例は党中央の幹部の抜てきと任用に対する要求に基づいて、制定されたもの。条例の公布はそれ以前の幹部の抜てきと任用の面で存在している好ましからぬ傾向の克服、幹部の抜てきと任用の仕事のスムーズな展開に役立つことになる。

 「チャイナネット」 2002年10月23日

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