李鵬常務委員「代表大会報告に重要な理論革新」


全国人民代表大会の李鵬中央政治局常務委員は9日午前、中国共産党第16回全国代表大会重慶代表団の討議に参加した。代表団の真剣な討議に耳を傾けた上で李鵬常務委員は「今回の代表大会報告には一つの特徴がある。全体を通じて『3つの代表』の重要思想が貫かれ、多くの重要な理論革新が盛り込まれたことだ」と指摘。「同報告は、全党が時とともに進歩する精神を持ち続け、党のすべての理論と任務が時代性、紀律性、創造性を備え、マルクス主義教条化を阻止するよう求めている」と述べた。

また李鵬常務委員は「同報告は、社会主義民主政治の発展や社会主義政治文明の建設が、全面的な小康社会(安定的社会)の建設における重要目標だと提言している。政治文明の内容は豊富だが、その中でも重要なのが、法にもとづく治国、社会主義法治国家の建設だ。憲法や法律は党の主張と人民の意思との一致を体現。ものごとの処理にあたっては厳格に法に従わなければならず、いかなる組織、個人も憲法や法律の枠を越えることは許されない」と強調した。

「人民網日本語版」2002年11月10日

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