曾培炎主任「資本体制の異なる企業にも公平な競争を」


中国共産党第16回全国代表大会の報道センターは10日午後記者会見を行い、国家計画委員会の曾培炎主任と国家経済貿易委員会の李栄融主任が、記者の質問に答えた。

「一部の民間企業の間には、国有企業や外資系企業との競争で不公平な扱いを受けていることに対する不満がある。すべての企業が公平な環境で競争できるのは、いつごろになるのか」という質問に答え、曾主任は「江沢民主席は報告で、非公有性企業の発展を激励、支持、促進すると明確に指摘した」と述べた。曾主任は、市場参入については土地、税収、金融、貿易の分野で、民間企業と国有企業は平等に扱われ、公平な競争が行われるとしたうえで、「中国では社会主義市場経済が進められているため、公有性企業を柱に、さまざまな資本携帯の企業がともに発展するという、基本的経済制度を必ず守らなければならない」と強調。市場参入では対外開放と同時に、個人・民間企業に対する開放も行わなければならないとの考えを示した。

「人民網日本語版」2002年11月11日

China Internet Information Center E-mail: webmaster@china.org.cn
infornew@public.bta.net.cn Tel: 86-10-68326688