中国の主要紙に昨年登場した流行語を抽出し、市民の投票で選んだ「2002年中国新聞十大流行語」が6日午後、発表された。トップは「十六大」(中国共産党第16回全国代表大会の略称)で、以下10位までに世界杯(ワールドカップ)、短信(携帯電話のショートメール)、降息(利下げ)、三個代表(江沢民主席が提唱した三つの代表論)、反恐(反テロリズム)、数字影像(デジタル映像)、姚明(プロバスケットボール選手)、車市(自動車市場)、CDMA(携帯電話方式の1つ)が入った。
今回の流行語ランキングは、北京語言大学、中国新聞技術工作者連合会、中国中文信息学会が共同でまとめたもの。集計方法はまず、コンピューターで中国国内の主要新聞15紙に2002年1月1日から同12月25日までに掲載された単語5億個を統計分析し、使用頻度が高い30語を選んだ後、12月25日に一般に公開。同26日から31日まで市民による投票を受け付け、コンピューターの統計分析結果と合算した。
集計対象となった15紙は、人民日報、光明日報、経済日報、中国青年報、法制日報、北京日報、北京晩報、北京青年報、今晩報、南方週末、新民晩報、環球時報、深セン特区報、揚子晩報、羊城晩報の各紙。
「人民網日本語版」2003年1月7日
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