中国は21世紀初めに貧困の基準を引き上げ、貧困撲滅と開発に力を入れて、貧困問題を根本的に解決していくことにしている。
中国がこれまで行ってきた貧困援助は主に絶対的な貧困者で、その衣食の問題を解決することだったが、経済の発展に伴って、生活レベルが向上し、貧困とされる規準も徐々に高くなっている。
農村部の貧困の規準は国家統計局が1986年に6万7000世代の消費支出を調査した上で算出したもので、85年は206元でしたが、その後は物価指数の変動に基づいて調整を行い、90年は300元、99年は625元となっている。
「CRI」2001年1月31日