最近、「西気東送」プロジェクトのポイント――延水関黄河トンネルプロジェクトが順調に完工し、ガスパイプラインが黄河の水底以下20メートルのところを通りぬけることになった。
延水関黄河トンネルは陝晋(陝西―山西)大峡谷の中部に位置している。2001年9月、黄河の水底以下20メートルのところに、全長518キロメートルのトンネルを正式に着工。地質構造が複雑なので、施工の過程で技術面の困難にたくさんぶつかった。中国石油天然ガス株式有限公司は数多くの技術者集めて知恵を絞り、これらの困難を乗り越え、トンネルの予定どおりの完工を実現した。
「西気東送」パイプラインは新疆のタリム盆地の輪南ガス田を起点として、東へ向かい、甘肅、寧夏を経て、陝西で黄河の水底を通り抜け、山西、安徽、江蘇を経由して、上海郊外の白鶴鎮に至るもので、全長4000余りキロメートルで、国の西部大開発の十大重点プロジェクトの一つである。
「チャイナネット」2003年1月15日