揚州観光パンフレット
着る物 揚州の年間平均気温は15度で、早春の頃はセーターにジャケットということにある。
食 揚州料理は淮揚系の料理に属している。主な特徴はきざみ方が細かく、素材本来の味を重んじ、煮込むことが主で、スープの味はこってりしてあっさりしている。揚州の調理師は果物・瓜類の彫刻に精通している。淮揚料理は北京料理、四川料理、広東料理とともに「中国南東部のおいしい料理」と称されている。
揚州の著名な料理は八宝ヒョウタン、ブタの頭の煮込み、揚州五亭橋、琵琶クルマエビ、キクの花の形のホラガイなどがある。
宿泊 市内には3つ星級の金陵山荘というホテルがあり、景勝地に臨み、環境も申し分なく、現代的な設備を備えている。
人民商場(デパート)の近くには木造の緑揚旅館があり、百年の老舗で、富豪の邸宅を改築したもの。周辺にはこのような古めかしい建物がたくさんあり、多くの知名人がここに泊まったことがある。宿泊料金は1室15元から80元まで。
淮海北路通りにある石広ホテルは値段が手頃で、文昌閣から100メートル離れたところにある。
交通 揚州には空港がなく、鉄道も通じていない。寧通(南京=南通)高速道路が東西方向に通りぬけ、京滬(北京=上海)高速道路が南北方向に貫通している。車で直行するか汽車で上海に到着し、市内の徐家匯バスターミナルで車に乗りかえれば揚州に着く(3時間半かかる)。
市内のタクシーの基本料金はシャレード車の場合は6元、アルトの場合は5元。市内のどこからでもタクシーで観光スポットに行くにも、10元以下で済む。三輪車(輪タク)に乗るものもよい、車代は約5元である。
「チャイナネット」2003年1月21日