厚味のある文化
仏山市は国家クラスの歴史・文化都市であり、悠久な光り輝く歴史がある。早くも4、5000年前に、百越人といわれる人たちがこの地で生活していた。唐・宋の頃に、仏山市は中国南部の商業の要衝であり、明・清の時代は全盛期であった、北京、漢口、蘇州とともに「四大集散地」と称されており、また湖北省の漢口市、江西省の景徳鎮、河南省の朱仙鎮とともに「中国四大鎮」とも称されている。昔から、仏山は「中国南部の陶磁器の町」と称されてきた。
仏山市は5000年の歴史があり、数えきれないほど多くの伝説が伝わっており、嶺南(広東省と広西チワン自治区地区)の歴史と文化の窓口としての存在でもある。同市には完全に保存されている古跡がたくさんあり、市街区の祖廟、梁園、孔廟、仁寿寺、石湾の南風古竈、南海の広東省南部理学景勝地の西樵山、順徳の清暉園、西山廟、三水蘆苞胥江祖廟、文塔、高明文昌塔、霊亀塔などの多くの国家クラス、省クラス、市ランクの重要文化財保護指定を受けた数多くの観光客を引きつけている。
昔から仏山市は知名人が輩出している。明の時代の太師(皇帝の補佐役)の梁儲、官吏登用試験に合格した状元の倫文叙、清の時代の粤劇の名優の李文茂、民族資本家の陳啓沅、近代ブルジョアジー改良派指導者康有為、中国最初の鉄道技師の詹天佑、革命のために命をささげた陳鉄軍らはみな仏山出身者である。
「チャイナネット」2003年1月21日