胡錦涛・中国共産党総書記は3月11日午後、第10期全国人民代表大会(全人代)第1回会議の台湾代表団の審議で、「台湾問題を解決して祖国の統一を実現することは、内外の中華民族の共通の願いであり、根本的な利益でもある」としたうえで、「『平和統一』、『一国二制度』という基本方針と、江沢民氏が打ち出した『8つの主張』を引き続き堅持して、祖国の平和統一の道を進み、一日も早い台湾問題の解決と祖国統一事業完成に向けて、努力しなければならない」と強調した。
また、新たな情勢における台湾政策に関して、(1)「一つの中国」の原則を貫く(2)両岸の経済・文化面の交流を促進する(3)台湾の市民に希望を託す方針を徹底させる(4)中華民族の復興へ向けて、両岸の人々を団結させる――という4つの意見を発表した。
「人民網日本語版」2003年3月12日
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