現在開幕中の第10期全国政治協商会議(政協)に外資企業代表としてコカ・コーラ中国公司の陳奇偉董事長が香港特別行政区から出席している。
陳委員をトップとするコカ・コーラ中国公司は、これまで中国に11億ドル超を投資。中国はコカ・コーラにとって世界第6のマーケットに成長、2002年1年間の中国国内での販売総額は16億ドルに達している。同社は中国の社会公益活動への積極的な参加、サポートを続けており、1990年代初めには3千万元を出資して全国各地に希望小学校52校を建設。また、96年から2002年にかけてさまざまな公益事業のために3850万元を拠出した。
陳委員は「コカ・コーラは中国で着実に成長し、中国市場への自信を深めた」という。中国総部を現在の香港から上海浦東金橋開発区へ移転する計画も2000年6月に決定。陳委員は「第16回中国共産党全国大会は非公有制経済の地位に高い評価を与え、発展の道筋もさらに明確化させた。ビジネスに関して中国は現在、世界で最も安全な地域で、中国の未来の成長は計り知れない」と語っている。
「人民網日本語版」より2003年3月12日
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