教育分野の代表たちは、教育市場をさらに開放し、外資の導入によって教育資源の不足を補うよう呼びかけている。
全国人民代表大会の唐暁青代表は、高等教育の資源不足の問題は、政府の財政投入のみに頼っては解決することはない。現在、多くの海外の学校は、中国の大きな教育マーケットに目を付け、協力の形で学校を設立することを求めている、と語った。
上海国際金融学院は中外合作による大学設立の成功例である。この学院の陸紅軍教授は、このような中外合作の大学に就学するコストは、外国に留学するコストの3分の2以下で、教師の資質、教学の効果などの面でも外国の学校とあまり差はないし、人材の外国への流失の防止、外貨支出の減少にも役立つと語った。
唐暁青代表は、国家財政の投入に頼らずに、国際的な人材を育成することは、国際競争に参与し、ややゆとりのある社会を実現するための重要な戦略で、長い間教育業界の人々の悩みのタネに対する解決策でもあると指摘した。
唐暁青代表は、外資導入による技術専門学校の設立の重要性をも強調した。現在、高学歴を追求することがブームになっているが、すぐれた技術労働者の育成は立ち遅れており、これは経済の発展を制約するボトルネックになりかねないと語った。
「チャイナネット」2003年3月20日
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