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新疆、人工のオアシスが50年前の6.4倍に

高く、まっすぐ伸びたポプラの木に膝までの草むら、これはタクラマカン砂漠奥地の景観。タクラマカン砂漠のこういう景観は新疆ウイグル自治区50年来の生態系変化の縮図である。50年間の努力を経て、新疆の人工オアシスは1953年の1.3万平方㌔から現在の7万平方㌔近くとなった。

新疆の砂漠面積はとても大きく、分布が広く、砂漠化した面積は全域の47.7%に達する。

新中国成立後(1949年)各民族の人々は生態環境を改善するため、厳しい大自然の中に身を置き、さまざまな困難を克服して、砂漠が拡大する趨勢を上手に抑制することに成功した。特に1990年代以降、国のバックアップの下で、新疆では相次いで天然林保護プロジェクト、耕地をもとの林地に戻すプロジェクト、水土保持プロジェクト、生態系総合整備プロジェクトなど一連の環境プロジェクトを実施した。その結果、森林カバー率は1.03%から1.92%に拡大し、草地は1.4万㌶増加した。多くの地域では、人間が進出し、砂漠が退出するという喜ばしい情況が現れた。

人工オアシスの拡大につれて、周辺の気候や環境も著しくに改善され、著しい変化は砂塵が舞い上がる天候の減少と降雨量の増加である。今年の春季の降雨量は10年前より2倍近く増加した。降雨量が増えるにつれ、水枯れ状態になっていた数多くの河川と湖沼でいま一度緑のさざなみを目にすることができるようになり、30年間水が涸れていたマナス湖はかつてのようにはてしなく広がる水域が戻り、湖畔では生い茂ったアシの原とポプラの木々の間にクジカが出没する光景が観光客を魅了している。

「チャイナネット」2003/07/02

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